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DVやモラハラ当事者の「関係修復」とは何を指すの?

注意喚起
注意喚起
悪質なDV加害者プログラムの一部が名前『だけ』を変えて、名ばかりの「修復支援」や「ソーシャルプラットフォーム」の立ち上げを行っていると聞きました。
女性にも二次被害が出ておりますので どうかお気をつけ下さい

勿論「DV加害者プログラム」そのものについても十分にお気をつけください。
実態についてこちらにまとめてあります。

DVやモラハラ当事者の「関係修復」とは何を指すの?DVとかモラハラで夫婦関係・家族関係が壊れるのはよくあることなのですが
それに対しての「修復」とはなんぞや?という事を今回は語ってみたいと思います。

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「修復」とは「元のさやに収まる」こと?

別居している場合は別居解消する等して、やり直すということでしょうか。
それはあくまで結果の一つであって、修復とは言いがたいんですよね。
例えばまた同居しても、再びDVとかモラハラがあり、それが続くようであればそれは修復とは言えないでしょう…

離婚してもう会わない事?

これは修復ではなくて、崩壊ですね(苦笑)
被害者の傷つけられた心は一時的に「修復」されるかもしれませんが
根本的な修復がなされない限りは、また同じことを繰り返す可能性もあるという事を念頭に置いていただければと思います

加害者も被害者も、十分な修復を体験しないまま再婚した場合
また再び、その方たちは加害者にも被害者にもなり得るという事があります。
そういうお話は、当事者が語るブログなんかを見ていてもよく見かけられます。

以前の結婚生活では加害者だった人が被害者になるだけでなく…その逆もあったりするんですよね。
以前は被害者だったのに、今度は加害者になっちゃった…なんてのもよくある話です。

これでは修復とはとても言えないでしょう。

離婚後の子供の問題

また、現在の日本で離婚した場合、子供の親権はその多くが女性側に移ります。
男性は被害者であっても加害者でもあっても、です。
子供と会えないという苦しみを抱えた男性が多いという現状もあります。

勿論、親権が父親に移って子供と会えなくなった女性もいます。
そもそも、単独親権であることがここでは問題ではありますね。

最近は、親子断絶防止法が国会に提出されるということで
少しは変わるかもしれませんが…期待したいですね。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051000806&g=soc

では本当の意味でのDV・モラハラからの修復とは??

さて、少し話が逸れましたが…
ここからは、本当の意味での修復とはなんだろう?という事について語ってみます。

被害者も加害者も、DVやモラハラを受けなくてすむ・しなくてすむという安心を得た状態を指すのだと感じています。
被害者が感じる安心や、DVやモラハラをNoといえる力が付くことは勿論必要ですが、加害者にも安心は必要です。

加害者に安心なんてけしからん!なんて言う人もいるかもしれませんが(笑)これは必要な事だと確信をもって言えます。
DVやモラハラって、加害者自身が抱える不安や、自己肯定できていない心によって
不安を覚える相手をコントロールするために出るという一面があります。

つまり、加害者自身が相手をコントロールしなくても良いんだ、と感じれば
DVもモラハラも起きなくなる…という事なんですね。

よくあるDV加害者更生プログラムなんかでは、まるで教育するかのように
「DVもモラハラもしてはいけない!!」と伝える所が殆どなんですよね。
それでは加害者が安心出来るわけもないし、ならばと規則の穴をかいくぐるように
尚更危険で狡猾な加害者になってしまう可能性すら出てきてしまいます。

これって「北風と太陽」の童話と似た構図だなぁと思います。

ちなみに「修復」には、離婚するしないはそれほど重要な事では無いんですよ。
離婚したとはいえ、子供を通じて適切な距離感で良好な関係を築けるなら、それは修復の一つの形と言って良いでしょう。

勿論、そこに至るまでは多くの学びと時間が必要かと思いますが
安心して修復に至るまでの支援をしている施設なり団体なりが
日本にはまだ、知っている限りで1,2件くらいしか無いのが嘆かわしいところです。

「修復」を看板としている悪質な支援者にご注意を

中には「修復」をうたい文句に当事者を集めて、あまりにお粗末で間違った支援を行うような所も出てきているようです。

このブログでもよく取り上げている「DV加害者プログラムの実態」にあるような
悪質なDV加害者プログラムが、修復の文字をかかげて名前を変え、その実内容はほとんど変わらないというようなものもあるそうです。
(読者さんから情報いただきました)

女性の為と言いながら、被害者や女性でも二次被害(相談したら、支援者に傷つけられてしまうこと)を受けたというお話もいくらか聞いています。

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女性団体系のDV加害者プログラム講師について、色々と繋がってしまう情報を 先日の、11月銀座ワークで知ってしまいました。 いやはや、...

このような悪質な所に繋がってしまうのは、修復どころか崩壊に繋がる可能性もありますので、お気をつけください。
その実態はだいたい以下の様な感じです。

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https://dv-learn.net/dv-program-4-186.html
真の意味での「修復」はこれから重要な言葉になっていくだろうと感じています。
共同親権への道も少し近くなり、これからどんどん当事者を取り巻く環境は変わっていくものかと思います。