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DV加害者更生プログラム「だけ」でDV・モラハラは改善するのか

注意喚起
注意喚起
悪質なDV加害者プログラムの一部が名前『だけ』を変えて、名ばかりの「修復支援」や「ソーシャルプラットフォーム」の立ち上げを行っていると聞きました。
女性にも二次被害が出ておりますので どうかお気をつけ下さい

勿論「DV加害者プログラム」そのものについても十分にお気をつけください。
実態についてこちらにまとめてあります。

DV加害者更生プログラム「だけ」でDV・モラハラは改善するのかDVモラハラにはそれを治すという触れ込みの
DV加害者更生プログラム」というものが存在しますが…
今回はその効果について、書いてみようと思います。

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更正プログラムを受けても、改善するのは全体の3%以下

いきなり、気の滅入るような数字で始まりましたが…
何処で統計を取られたのかは詳しく判りませんが、改善するのは3%以下と言われているようです。

先日たまたま見かけたブログの記事がソースなので、説得力はあまり無いかもしれませんが…

ちなみにその記事はこちら
モラハラ夫が更正プログラムを受けたとしても・・・
人の悩みは十人十色

だったら、更生プログラムは受けるだけ無駄…?

たったの3%しか改善出来ないのであれば
加害者更生プログラムを受けても・受けさせても無駄なんじゃ…
と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

が、まず最初に申し上げておきますが
受けないよりも、受けた方が有用な知識を多く得られるのは間違いありません。
怒りをコントロールするための知識、相手を尊重するための知識

様々な「知識」は得られます。

しかし、改善率は先に出した通りということであれば…

更生プログラムでは3%しか改善しないという部分ですが
講師と受講者の隔たりの大きさが1つの大きな原因なのではないかと考えます。

先に紹介させて頂いた記事にはもっと重要な部分がありまして

私は、専門家たちの「視野が狭い」からだと思います。
たとえば、更正プログラムは、ファシリテーターの元で行われる更正教育です。
このことから、専門家たちは、この問題を「こころの問題」を前提にしているとわかります。
これも当然のことでしょう。
なぜなら、モラルハラスメント(モラハラ)の名づけの親が、
加害者を“遠めで見て”、彼らを分析したからです。

もっとカンタンに言えば、
加害者を「色眼鏡」で見て分析しただけ。

という部分です。

講師さんと受講生の間には、絶対的な距離があります。
講師さんから受講生へ、知識は上から下へ
更に言うなら、心すら隔てながら与えられていきます。

前にも何度か書きましたが
更生プログラムの講師さんには、かなり男性に対する嫌悪やコンプレックスがあるのか
時々、極端に言えば「女性は何をしても悪くない・男性は何をしても悪い」という
個人的信条を押し付けてこられる事があります。

少なくとも、私の受けているところは
しばしば講師さんの個人的信条の押し付けに近いことが起こり
小さな衝突に発展することが多いです。

受講者の罪の意識につけ込んだ、これも以前紹介した
「受動的攻撃」を気付かずにされる事もあります。

この辺りの事は「DV加害者更生プログラムの実態」にて
実際に起きた問題について、いくつも事例を出していますので
是非ご覧ください。

色々なエピソードがありますが…
どれも、実際は更生プログラム講師からモラハラを受けにわざわざ行っているような物なんです…

加害者であろうが被害者であろうが、男性であろうが女性であろうが
こうして追い詰められると人は防衛反応を見せ、暴力的になってしまいます。
これでは更生どころか、さらに危険な加害者を生み出しかねません。

このような問題のある中で与えられた知識を
受講者は素直に身につけ、実践していこうという気に
心の底からなれるものでしょうか?

更生プログラム「だけ」では3%ということは?

プログラムで得られる知識は確かに有用です。
これが上手く実践できれば、DV・モラハラなんでものは世の中から大きく減ると思います。

ただし、受講者が素直に知識を身につけ、実践できた場合に限ります。

押し付けられた価値観や知識は、あまり身にならないというのが現実です。
じゃあどうすれば良いか。

その知識を素直に受け止める器と
個人的価値観の押し付けや色眼鏡をスルーできる余裕が必要になってきます。

加害者更生プログラムだけが改善への道ではない

私は、先に自身の器と
おかしいと思う個人的価値観に負けない余裕が必要だと感じました。

何度も繰り返しますが、更生プログラムで得られる知識は中々得難いものだと思います。
(勿論、これはどう考えてもおかしいな?というものもあるのですが)

講師さんの個人的価値観が邪魔をするのが勿体ないと思うのです。
知識だけが貯まっていき、それが実践できる心の余裕がないと
意味が無いと思うからです。

それに、1つの方法だけだと
考え方が1方向に凝り固まってしまうおそれもあります。

こういう時だからこそ、多面的・多方向から知識や経験を得られた方が
より改善には近くなると思うんです。

心の余裕を持つための方法・知識、攻撃的でない心を養うトレーニングも、
プログラムの外でも、沢山あります。

やれることは、たくさんある

DV・モラハラをしてしまった方。全員が全員で無いにしても。
自分に余裕が無くなってしまっていた事、私は凄く共感します。
辛いものを抱えながら、そう接するしか無かったという心情が痛いほど判ります。

加害者だからって、加害者更生プログラムで
無理やりの罪悪感に押し潰される前に
自分を少し楽にしてやって、余裕持ちましょうよ。

やれることは本当に沢山あると思います。

アサーティブネス、認知行動療法、カウンセリング、NLP…etcetc
DV加害者プログラム以外のワーク…

ここで少しでも多くの方法をご紹介できればと思います。