久しぶりに、加害者更生プログラムについてです。
ある回にて
プログラムを受講している最中、合間合間に講師さんの小話(?)が入ることがあります。
大抵、講師さんの考えのご披露で有ることがほとんどです。
ちなみにこの回のお話は…
確か、講師さんがバスに乗っておられた時の話だったかと思います。
その際、仲の良さそうな家族(若い夫婦とその子供だったそうな)を見かけたのですが
その家族にDVの影を見受けてしまったそうです。
おお?一見仲の良さそうな家族ということなのに?
と、我々受講者は興味深く聞いていました。
で、そのDVの影とはなんだろう?と次の言葉を待ちました。
で、講師さんが言うDVの影とは…
「男の方が、パートナー(奥さん)をなんと、ママと呼んでいて、パートナーは男性をパパと呼んでいたのですよ!ジェンダーバイアスが云々…ゆくゆくはDVに発展云々…」
というお話でした。
受講者一同、どう突っ込んでいいものか…
ズッコケない方が居なかったのは良かった…のかな?
他の受講者から、流石にそれは考え過ぎではないか?
その呼び方をお互い受け入れて使っているかもしれないし、何より仲良さそうにしていたなら、嫌々言っているわけでもないんじゃないですか?
と、もっともな突っ込みがありましたが
講師さんはため息を一つついて
「はぁ〜。あなたは何もわかって無いんですねぇ!」
とだけおっしゃり、この話題は終了になりました…
講師さんが心配…
その回が終わった後、受講者同士で軽く食事に行ったのですが…
話題は先の事で持ちきりでした。
やはり、ちょっとどうなんだろうなぁ、と言うことと
「講師さんって、家庭が上手くいってなかったりするのかなぁ?」
とか
「昔、男に酷い目に合わされたとか?だからここまで男性に対して高圧的なのかも?」
という話や
「自分が見てもらってる心療内科の先生に、講師さんの事を話したんだけど…先生が言うには講師さん、話を聞いただけでもその講師さん、一度診た方が良さそうだねという話まであったよ」
「なんか、心配だね…」
という、心配の声まで上がっています。
たしかに、ちょっと病的に感じてしまう事が多いんですよね。
大変なお仕事かとは思いますが…
心の健康が心配です。
今更気が付いたけど…
話は変わって、本当に最近気がついたのですが…
このプログラムの呼び名は、公式には
「DV更生プログラム」でも「DV加害者更生プログラム」でもなく
「DV加害者プログラム」
だったんですよね。
呼び名にこだわるつもりもないですし
それで内容が変わるかというものでも無いのですが
「更生」という言葉が入っていなかった事に驚きました。
確かに「カウンセリングではない」
「2人の仲を取り持つものでもない」
とありましたし
純粋に「講師養成テキスト」の通りに
外圧をとことん与えるという、まさに「プログラム」だったのかもしれません。
確かに、受講者全員が
回を重ねるごとに、顔から生気が無くなっていっていたので…
そういう意味では効果があるのかもしれませんね…