同じDV加害者プログラムに通っていた仲間達と会う機会がありました。
私も含め、皆モラハラ加害者と呼ばれ、しんどさに直面していたり
それを乗り越えていたりという経験を共有しています。
プログラムから離れて良かった
私も含めた複数のモラハラ男たち…
皆、それぞれが色んな状況に居ます。
スッキリ離婚したモラハラ男、調停中のモラハラ男
夫婦それぞれがプログラムのおかしさに気づき、早めに2人でプログラムを抜けて
今は夫婦再構築中のモラハラ男
それぞれ結果や経緯は違えども
共通しているのは、皆笑顔を取り戻しているということでしょうか。
「もしあのまま、プログラムを続けていたら誰も幸せになれなかったよね」
「プログラムの講師自体が、自分の問題に他人を巻き込んでいるだけというのが判ってよかった」
等々、早めに プログラムの危険性に気づくことが出来たのが大きかったと思います。
しんどさや自分の問題はまだまだ続くけれども
もちろん、プログラムを抜けたからといって
これ以上に追い詰められて、危険な加害者になるおそれは少なくなりましたが
皆、私も含め自分の問題はそれぞれ抱えています。
今は皆、プログラムを抜けた後は
被害者も加害者も、同じ当事者として同席もできるというワークに参加したりして
自分の問題に気づき、それを改善しようと生きています。
誰にも追い詰められることのない、また、誰も追い詰める必要のない空間が
とても居心地いいよね。
自由に心地よく話せる空間がとてもありがたいし、穏やかに気持ちになれるよね。
等々、プログラムとは別のワークには皆感謝しています。
プログラムの講師が、可哀想と思えるようになってきた
「プログラムの講師も、トラウマなりなんなりで歪んでしまったんだろうね」
「酷い男性嫌悪っぷりだものね。なんだか可哀想になってくるよ」
なんて話も自然に出てきます。
最初は、講師に対する怒りは皆大きかったし、それはまだまだ残っているのでしょうけれど
最近は講師に対して、憐れみを感じるようにもなってきました。
その辺りは、プログラム参加者は皆感じているようで
なかなか話す機会も無かったんですよね。
プログラムは、時間もきっちり決まっており
終了したら、すぐに参加費を払ったらそのまま誰とも会話なく
ばらばらに出て行く…というなんとも味気ない空間だったので
こうして腰を据えて、かつ安心して話すという機会が無かったので
とても新鮮です。
今後の自己改善や、幸せを願うモラハラ男達
モラハラ男が集まれば、誰かに対して攻撃的になったりしないか…
という不安もあるかもしれませんが…同じ思いをした仲間同士
安心して、心地よく話をすることができました。
もちろんまだまだ課題を抱えている我々
今後の幸せのためにも、改善できる所は改善を目指し
もっと楽に、幸せに生きられたらいいよね…という願いを持つことができました。