今回は、何人かのDV更正プログラム講師のブログ等を見る機会がありましたので、それについて書いてみようと思います。
そもそもDV更生プログラムの講師って、どうやってなるのか
講師になるには色々あるようですが、最も多いと思われるのは「講師養成講座」という物に、所定の回数参加し認められる必要があるらしいです。
何人かの講師は、ブログによるとそう書いてありました。
養成講座もそれ程種類は無いようなので、講師同士の横の繋がりは広いのかもしれませんね。
ある講師ブログを拝見して
講師さんは、プログラムのwebページと合わせて自身のブログをされている方が多いです。
たまたま、ある講師さんのブログを拝見して読み進めてみると…
なんというか、実際に会った事もないのに失礼かもしれませんが
「この方は、男性に対して物凄いコンプレックスまたは敵意があるのかな(汗」
という印象を持ってしまいました。
女性は悪くない
例えば、とある記事で
妻の暴力で、夫が命を落としてしまうという痛ましいニュースについて語られていたのですが、そのブログ記事にどうしても釈然としない記述がありました。
「妻にここまでさせてしまう、背景が何かあったのではないか、皆さんよく考えてみませんか?」
という記述です。
他の記事を拝見していた限りでは
「暴力はいかなる理由があっても許されるものではない」
という論調が多かったのに拘わらずです。
他にも、女性からの暴力について書かれている記事はあったのですが、ほぼ全て同じように
「夫にDVを受けていたのではないか」
「なにか追い詰められる事情があったのでしょうね」
と、女性擁護の多さが気になりました。
講師とて完璧ではない
そりゃ、講師さんも人間ですから
個人的な好き嫌いや信条もあるのかもしれません。
それを、ブログという外向きなものに出す事の是非はともかく。
ただ、講師さん全てがそうではないと思いますし
講師という以上、加害者の怒りのコントロールに対する手法を本当によくご存知で
そういう意味では教えを請うて充分過ぎる知識が手に入れられるとは思います。
性格、信条まではこの際見ない
何かおかしいぞ?と思うことがあっても、それはそれとしてスルーできるくらいになれればいいのかなとも思います。
怒りのコントロールのため、あえて理不尽かもしれないことを仰るのかもしれませんしね。
(考えすぎかもしれませんが…)
プログラムを受けている身としては
学べるところは積極的に学び
講師の信条までは追求等せず、スルーできる器を持つのが一番かな、と考えます。