「DV更正プログラム第1回目」からの続きです。
DV更正プログラムは、1回にかける時間が2時間となっており、1時間ずつで前後半に分かれます。
前半の流れ
最初の1時間は、参加者それぞれの1週間の振り返りを行います。
振り返る出来事のあった参加者が挙手制で話していきます。
内容は
別居中のパートナーから連絡があった、また強い言い方をしてしまった、別居中のパートナーから調停の書類が届いたなんて方もいました。
こんなことがあったけど、パートナーにどう接すれば等々、相談に近いこともあります。
講師はそれを聞き、指摘やアドバイスをしていき
皆で共有できる内容、知識があれば、その旨掘り下げて話していく
というような事を前半1時間で行います。
後半は学習教材を使って
後半は、各回により内容の違う学習内容となっており
DV更正プログラムの定める項目についての紙か配られ、それを元に1時間学習していきます。
内容は、DV内容をさらに具体的に掘り下げた例や、役を
割り当ててのロールプレイ等々、様々なものがあります。
一年間、52種類の項目を受けることが1つの目標となっています。
また、プログラムでは配偶者の事を「パートナー」と呼ぶという決まりがあります。
「妻」や「嫁」また、「○○さんの奥さん」という言い方は出来ません。
不思議な決まりだなあとは最初思いましたが、今では慣れてきました。
ひとまず、基本的な事や背景は今回で書ききれたかなとは思います。
次回以降では、さらに内容について詳しく書いたり
自分自身で取り組んでいる事についても書いていきます。
また、わからないことや聞いてみたいこと等あれば、コメントや「メールフォーム」等でよろしくお願いします。